儚さは白

白は始まりの色。

『ディスコ探偵水曜日』が教えてくれた日本人の素晴らしさ

僕は恐ろしい本に出逢ってしまいました。終わりの見えない迷宮のようなストーリーはまるで椀子そばのよう。これは満腹を許さない作者に対して全力で戦った記録。

「恋文の技術/森見登美彦」 感想

恋文の技術 (ポプラ文庫)(2011/04/06)森見 登美彦商品詳細を見る一年前に購入したものの、読もうと思ったときには何故か姿を消していたこの本。偶然にも学校の図書館に置いてあったので、もう一度手に取ることにしたのです。書簡体小説で、とってもワンダフ…

「〈古典部〉シリーズ/米澤穂信」 感想

氷菓 (角川文庫)(2001/10/31)米澤 穂信商品詳細を見る現在刊行されている〈古典部〉シリーズ五冊を読了した。このうち四冊は京都アニメーションによってアニメ化されており、同アニメを視聴していたためか登場人物のイメージが随分と固まって見えたものだ。…

「美女と竹林/森見登美彦」 感想

美女と竹林 (光文社文庫)(2010/12/09)森見 登美彦商品詳細を見る美女と…竹林!?登美彦氏のエッセイです。もうわけが分かりません。竹林経営?多角的経営?これは経済の本ですか?いいえ、違います。これは妄想を書いた本です。どこまでが本当で、どこまでが…

「永遠の0/百田尚樹」 感想

永遠の0 (講談社文庫)(2009/07/15)百田 尚樹商品詳細を見る全国のミーハー諸賢はきっとこの本に喰い付いたに違いない。帯に書かれた200万部突破の文字ほど、ミーハー心を揺さぶるものはない。にわかミーハーである自分も、偶然立ち寄ったぶこふ(ブックオフの…

「女には向かない職業/P.D.ジェイムズ」 感想

女には向かない職業 (ハヤカワ・ミステリ文庫)(1987/09)P.D.ジェイムズ商品詳細を見るもうどれくらい前になるんですかね…「灰原哀(名探偵コナン)の元になった女探偵が活躍する推理小説がある」と教えてもらいました。それからというもの、書店を訪れる度にハ…