儚さは白

白は始まりの色。

風呂あがりはいつだって冷静

ふと周りを見渡してみると、皆の視線はスマートフォンに注がれていた。学生も、世のお父さんも関係なく。

「あぁ、こんな風に見えているんだ」、と。

自分の世界を小さくしているのかもしれない。いつか大事なものを見逃してしまうかもしれない。外の世界でスマートフォンを使うことは案外リスキーなことなんだと悟ったような気がした。結局、何をしているのか訊かれたら、「Twitterです」程度のことしか答えられない。なんたることよ。

明日からは顔を上げよう。温泉はいつも大切なことを教えてくれる。