儚さは白

白は始まりの色。

いつかしたかった理系の話だウェイ!

工学部だと名乗ると、どうもオタクチックな気が漂う。実際問題、管轄外の学部学科で何が学ばれているかまでは詳細に把握できていない。そうした世界のイメージは世間一般のステレオタイプに準しているか、若しくは自分の作り上げた妄想で成されたものだろう。

理学部生を敵に回したくはないが、工学部では数学をツールとして扱う。数学を学問として扱っていないというのは非情な表現だろうか。勿論、理学部においても数学は道具として用いられているのかもしれない。あまり憶測で話を展開するのも愚なのでこれ以上は踏み込みにくいが、おそらく目指すべきゴールが違うのではないだろうか。学内でしばしば耳にする「工学的に」という言葉。数学的、物理的、化学的理論をいかにして工学的に利用するかを考えるかが工学部の研究内容となる。

さて、理系の民は面倒な生き物だ。「恋は理屈じゃないのよ」なんて言葉を吐いたら噛み付いてくるかもしれない。そういう輩は無視した方がいい。世の中には理屈じゃ説明できないこともたくさんあるのだから。ただ、そんな民たちにも尊敬するべき部分は多々あるわけで、蔑するべきは理系だということをやたらに主張して徘徊している似非理系学生だ。見分け方はウェイ学生であるかどうかという実に単純なもので、こればかりは文理の境目関係なしにウェイ学生を倒さねばならない。似非理系だとかはもうこの際関係ない。ウェイ学生は敵だ!ウェイ学生は敵だ!

うぇーい!ゆーてワンチャンあるでしょ?ワンチャンあるで!

実に危険である。彼らが将来的に日本のウェイ化を目指していることは広く知られている。すでにSUBWAYのウェイ化は完了しており、このウェイブームは実はアメリカが仕掛けた何かしらの罠……?

うぬぬぬぬ……さすがは米の国、米国だ。米騒動を起こそう!

(これは妄想に見せかけた、ウェイ学生に対する世間のステレオタイプの紹介)