儚さは白

白は始まりの色。

登山用品店での冷や冷や感

夏ですね。アスファルトの照り返しが強くて苛立っている鈴木です。

ようやく試験の波が去ったかと思えば、忍び忍びやって来ていたレポートの山にいつしか囲まれていました。これが海千山千だ!なんていう間違った知識を人前で披露したくて仕方ありません。夏休みはもう間もなくやってくる予定です。近所の小学生は二週間前からずっと公園ではしゃいでおり、世間とのギャップをひしひしと感じています。非常につらい。

海千山千で思い出したのですが、先日受験した漢検に合格しました。届いた賞状を実家にぶん投げに行くのが夏休み初日の行動となりそうです。

さて、登山用品店へ足を運んだ話をしましょう。少し前から興味のあった登山靴があり、時間に余裕ができたので見に行くことにしました。登山靴と言ってもその用途は様々で、今回のお目当ての靴はアプローチシューズというジャンルに入ります。クライミングをする人がクライミングをする岩まで移動する靴のことです。岩は山の中にありますからね。

ただ、別に雪渓を歩くわけではないのでアプローチシューズだからといって登山に支障があるということはないのです。むしろアプローチシューズと謳って販売したのはLa Sportivaというイタリアのメーカー側で、日本の販売店的には登山靴として扱われています。ゴアテックス(防水素材)も採用されているので特に問題は感じないです。

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正直、デザインで決めてしまったといっても過言ではありません。こういう色合いの登山靴はあまり見かけないのです。実物はもっと濃い色でグッドですよ。長く使えるといいですね。

元気よく何店舗かを駆けまわったのですが、都会にある登山用品店というのは何故か清潔感を前面に出してきます。もっと言えば、ちょっとしたお洒落感ってやつです。山ガールの影響かもしれませんね。山ガール……恐るべし!

実は、鈴木の部屋が汚いせいか、お店が綺麗すぎて居心地があまりよくないのです。自分の手に取った商品を店に戻すときに「こんな戻し方でいいのかな……お店を汚しちゃってないかな……」なんていう被害妄想を繰り返しすぎて、精神を自分で圧迫しています。滞在時間が長くなるときはもう大変です。

だからちょっとだけ、ちょっとだけですよ、お店では手が震えています。

暑さのせいにしときましょう。