儚さは白

白は始まりの色。

秋もおしまい(おしまい)

一日の半分はこたつの中で過ごします、ゴルベーザすずきです。

すずきは大きなスーパーの一角にある小さなお店で料理を作るアルバイトをしています。今日は衣料品コーナーで使わなくなったハンガーを従業員の人にプレゼント(処分)するイベントがありました。

係の人「20本ずつ持って帰って下さいねーwwwwww」

ハンガージョークが見事にキマリます。手足の指の数だけ持って帰りましょうってことなんでしょう、ちっとも面白くありません。

取り敢えず片手で掴めるだけ頂戴することにしました。非常にボリュームのあるハンガーなので、四本を手にするのがやっとです。

さあ帰ろうと思ったその時、すずきは係の人に呼び止められました。

係の人「持って帰るのそんだけ?もっと持っていきなよwww」

そりゃそうだと思いました。ハンガージョークの示すところ、あと十六本は運べるはずです。どうしてちっとも面白くない冗談に付き合わなければいけないのでしょう。仕方がないのでもう一本だけ頂戴します。

しかし、先程も申したようにハンガーはボリューミーなのです。五本のハンガーは手の平からスルッと抜け、ボテッと床に落ち、カツッと音を鳴らしました。

ここで困ったことが起こりました。係の人が助けてくれないのです。さすがにすずきもプンスカでして、四本だけハンガーを手にし、その場から立ち去ります。すると係の人はまたしても呼び止めるのです。

係の人「ちょっとちょっとwwwまだたくさんあるよ?もっと貰っていきなよ!」

もうすずきはプンプンプンスカです。もうハンガーはいらないのです。というより、たくさんハンガーを持っていても仕方がないのです。仕方のがないというのはしょうがないということなので、係の人にその厳しい現実を伝える決断をいたしました。

「そんなにハンガー貰っても、かける服がないんですよ!(泣)」

もう憤怒を通り越して不幸です。大惨事です。

係の人は真顔で別の人にハンガージョークを繰り出していました。今日も誠につらいですね。



さて、間もなく十二月がやってきます。冬の訪れです。本日のアルバイト前に秋、最後の勇姿を記録しに出掛けました(散歩)。写真でお別れしましょう。さようなら。

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