儚さは白

白は始まりの色。

僕はandymoriに救われた


無理やり元気出すの疲れた。

本当は他人に甘えたい。悲しい気持ちを聞いてもらいたい。食事も喉を通らない。相当のストレスを感じているのかもしれない。

誰も気付いてくれない。誰も知らない。本当は心配して欲しい。「大丈夫?」の一言だけでどれほど楽になれることか。

ただ、今の自分はとても面倒くさい。心配して欲しいだなんてわがままだ。自分が嫌になる。

精神科の先生は「メンタルヘルスです!短期間の入院で心をリフレッシュしましょう!」などとふざけたことを言ってきた。入院なんてしない。絶対にしない。壊れてしまう。

andymoriのライブチケットの二次抽選にも外れてしまった。あとは一般販売を残すのみ。昔は「音楽に救われました」って言う人が理解できなかった。とんでもなく落ち込んだときも、時が経てばなんとかなると思っていた。でも数年前、時間が経つほど潰れそうになる時期があった 。どうにかしないといけない、そんな焦りがまた焦りを生んだ。僕はそのとき、一枚のCDと出会った。『ファンファーレと熱狂』だ。恥ずかしい話だが、僕はCDを聴いて少しだけ泣いた。少しだけ。不思議と心が軽くなった。救われた。

僕はandymoriの音楽が大好きになった。つらそうで、なのに優しく、大きな塊のような気持ちを軽快なリズムに乗せる。そんな彼らが大好きだ。ラストライブ、観にいけるかな。観にいきたいな。「ありがとう」って言いたいよ。