儚さは白

白は始まりの色。

自分の言葉で語るということ


自分の気持ちを持つことって意外と難しい。
自分の気持ちを伝えることはもっと難しい。

でも、最終的には自分の言葉で話さなきゃだめなんだよね。
その人自身が語った台詞は信用できる。
信用できる人を嫌いになれるわけがない。

人と人が関わり合い続ける世の中だからこそ、各々の気持ちというのが大切になってくるんじゃないかな。


結局僕たちは、今を懸命に生きるしかない。
後悔や反省は後を絶たないけれど、頑張るしかないんだ。

震災のとき、「頑張れ」という言葉は無責任だと言った人たちがいた。
語られた言葉の表層がその人のすべてであると思い込んでしまうのは、尚早だと思う。

「頑張れ」の奥にあって、「大丈夫」の後ろにある気持ちを分かろうとしたい。

気持ちを伝える人がいれば、気持ちを受け取る人もいる。
ひとつひとつのやり取りが尊い。

今の気持ちをここに残しておきたい。
「頑張るよ」って。