儚さは白

白は始まりの色。

美しさは作家さんに任せます

ようやく新学期のリズムにも慣れてきて、時間に余裕が持てるようになってきた。買うばかりで、消費が追いつかなかった本たちにもようやく手をつけ始めることができて一安心。

読書をしていると、日本語を母語としているのにも関わらず、まだまだ知らない表現が多いことに気付く。理系としてしばらく積分計算ばかりしていた罰が当たり始めたのかも。(微分積分が計算ツールだと知ってからの作業感は憂鬱極まりない。受験の時みたいに解いて終わり!という達成感がなくて辛いですよね、という小話を挟んでみたり。またいつかこういう話を書きたい)

最近だと「逍遥」とか「専横」とか、なかなか頭へすんなりと入ってこない言葉に出会う度、まだまだ自分も未熟だなと実感する。それと同時に文学的な表現に触れられる喜びもあって、やっぱり読書は楽しいなと思う。

ただ、「美しい文章」は必ずしも「読みやすい文章」ではない。これは文章論か何かを研究している人に訊いてみなきゃ分からないけど、読みやすい文章というのは一義的なものなんじゃないかな。そういうのを考えるのもまた面白い。読みやすいブログになるように頑張るよ。言いたいことを受け取ってもらえるようなブログに。