儚さは白

白は始まりの色。

手紙は心を届けるツール


月が昇って、反対の空には夕日が輝いていて、なんだか夢の世界に来てしまったような気がした。

アラビア語の名前の人にLINEでフォローされた。ID検索でしかヒットしないはずなのに。おかしい。

明日は学校で発表がある。ちゃんとできるかな。

色々なことが頭を駆け巡る。駆け巡って、駆け巡って、ぐちゃぐちゃにしてゆく。何を信じればいいのか、何が正解なのか分からなくなる。

文通をしているTちゃんと初めて会ったときのことを忘れないように文を書いていて、その途中でこれは手紙にした方がいいのかもと思い、時間をかけながら気持ちを整理していた。2ヶ月かかってようやく完成した。

メールよりも伝わることは手紙の方が多いかもしれない。それでも全部は伝わらない。けれど、生の字には心が乗るから。心が届くのは手紙だ。届くところに届けば、それでいい。

完成したら少し落ち着いた。それでも考えることはたくさんあって、これからのこととか、今までのこととか。だからね、考えるのをやめることにした。そのときの自分に任せることにしたよ。そしたら胸が少しだけ軽くなった。

正直に生きられたらいいよね。