儚さは白

白は始まりの色。

酷いことを言ったかもしれない


京都で僕は結局、文通相手と会うことはなかった。彼女は、待ち合わせ場所に現れなかった。

そして僕は、そのあとすぐ愛知へ帰らなければいけない急用ができた。
母親が入院することになった。

今でもそのショックから立ち直れていないし、かなり精神的に厳しい。
ただ、母親のことを詳しくブログに書くことはないだろう。

文通相手のTちゃんは大人しい子だ。
なおかつ、変化が激しい。

Aと言ったことが数日後にはBに変わっていて、よくよく話してAに戻ったと思えば、数日後に今度はCになっているという次第だ。

別にそれが悪いわけじゃない。他人の意見を受け入れやすい素直さがあったり、その時々の気持ちに正直なだけなのかもしれない。

ただ、色々なものがぶれやすいだけで。

僕が送ったメールは、彼女との縁を切ることになるかもしれない。
これまで伝えるのを躊躇ってた事柄をぶつけてしまった。

それでも彼女がそのメールの真意を理解してくれるのでは、と信じているのが僕の悪いところだと思う。

どうなるかな。