儚さは白

白は始まりの色。

別れの季節が近づいてきてしまった

 

久しぶりにブログを書こうと思う。

今の自分の気持を言葉にしたいと思った。

 

昨日、卒業研究のプレゼン発表が終わった。

自分で納得出来ない部分もある。それでも、褒めてもらえたときは舞い上がりそうなくらい嬉しかった。厳しい意見を言われたときはとてつもなく悔しかった。勉強不足を痛感した。

 

時間は進む。終わったことは終わったことだ。この記憶を脳に焼き付けて、次の目標に向かわなければいけない。

息つく間もなく、これから一週間弱で卒業論文を仕上げる。それが終われば、学会での口頭発表が待っている。スケジュールは止まってくれない。

 

学会が終わったら、旅にでようと思う。それはまた別の機会にでも、ここに書きたい。

 

プレゼンが一段落ついたので、今日は一週間ぶりにアルバイトをした。

一緒に働く音大生の女の子が、春から渡欧し、現地の大学へ入学することを聞いた。彼女は大学三年生なのだが、今通っている大学は中退するんだと、笑いながら話してくれた。

 

格好いいと思った。

純粋に、自分の道を進む彼女が羨ましかった。

 

受かるとは思っていませんでした。語学が不安なんです。私、大丈夫でしょうか。

そんなネガティブな言葉も輝いていた。

 

お別れするまでに連絡先を聞こう。

ヨーロッパで会えたらいいな。

 

消防士になる同学年の男の子もバイト先を去る。月末に彼の送別会を開くことになった。

バイト先で初めて開かれる飲み会だ。少しワクワクしている。

 

春は出会いの季節であるとともに、別れの季節だ。大学の同級生でも、就職組と進学組がいる。もう二度と会えない人もいるかもしれない。

 

別れは、いつだって悲しい。

誰のことも忘れたくないよ。