プーシキン美術館展/愛知県美術館
行きたい、行きたいと思いつつもなかなか余裕がなく、気付けば期間最終日。悲鳴を上げて美術館へ。ひぇぇぇ〜
もう開場は美術館と思えないほどの盛況ぶりだった。画像は当日券を求めて並ぶ列。
美術館は元来静かな場所で、言うなれば静謐さに満ちた空間だと思う。そうした環境で芸術に触れられる幸せも、煩雑さの中では薄れざるを得なかった。それでも西洋絵画の歴史的変遷を辿る展示法は見応えがあったし、何より作品が素晴らしかった。芸術に対する知識が例え乏しくてもビッグネームの名くらいは頭に入っている。ルノワールやモネ、セザンヌ、ゴッホ、マックス、ピカソ、ゴーギャン、ミレー、マネなどなど。そうした絵画史を代表する芸術家が描いた作品が見られるだけで感動してしまった。中でも印象主義の時代は特に好きで、モネの描いた「陽だまりのライラック」には息を呑んだ。やはりモネはいい。
芸術は尊く、またその敷居は低い。思っているよりも。