儚さは白

白は始まりの色。

2014-01-01から1年間の記事一覧

今年一年を振りかえ……らない

とてもではないが、今年一年を総括するという気にはなれない。楽しかったこと。嬉しかったこと。悲しかったこと。辛かったこと。もちろん、たくさんあった。ただ、今はそれらの気持ちに触れず、ぼんやりと過ごしていたい。ブログを書く、文章を書くというこ…

酷いことを言ったかもしれない

京都で僕は結局、文通相手と会うことはなかった。彼女は、待ち合わせ場所に現れなかった。そして僕は、そのあとすぐ愛知へ帰らなければいけない急用ができた。母親が入院することになった。今でもそのショックから立ち直れていないし、かなり精神的に厳しい…

僕はポジティブじゃない

なにが正しくて、なにが間違っているんだろう。いつも失敗している気がする。上手くいくことなんて、滅多にない。失敗や後悔の思い出ばかりが増えていく。それを肯定的に捉えれば、懸命に生きた証拠とでも呼べるのかもしれない。肯定的?僕はそこまでポジテ…

Twitterからの離脱

Twitterをまったく見なくなった(こんなことは一年ぶりだ)もう十日は見ていない(一年ぶりだ!)正確には、見たいけど見ていないという表現が正しい。おそらく、閲覧した瞬間に精神が壊れると思う。最近は、プライベートでブログにも書けないレベルの哀しい…

待ち人来ず

やりたくなくてもやらなきゃいけないことが多すぎる。きれいさっぱり片付けて年を越そうと考えたこともあったけれど、それは難しいみたいだ。中でも、卒論関係の敵は手強い。ゴールをイメージできないからスタートもあやふやになる。ただの現実逃避だってこ…

怒ったっていい

自分の中に怒りという感情はもうないと思っていた。怒鳴り散らしたり、乱れたりしたことは遥か昔の記憶だ。ないわけがない。きっと怒るということはそういうことではないんだ。理不尽な物言いにムッとしたり、蔑まれたり見下されたときに不満は出るよ。怒っ…

雪の思い出

目覚めると外は銀世界だった。今年初の積雪。それも、大雪だ。カメラをカバンに入れ、いつもよりも早めに家を出た。何もかもが真っ白。吐く息も、木々も、空も、何もかもが白色。北国の住人じゃないから、雪はいつだって新鮮だ。ある日突然世界が変わって、…

自分の言葉で語るということ

自分の気持ちを持つことって意外と難しい。自分の気持ちを伝えることはもっと難しい。でも、最終的には自分の言葉で話さなきゃだめなんだよね。その人自身が語った台詞は信用できる。信用できる人を嫌いになれるわけがない。人と人が関わり合い続ける世の中…

間違い

何か、とんでもない勘違いをしている気がする。今までの、根本の部分で間違っていたような、そんな気が。人の気持ちはがらりと変わる。昨日と今日では違うことだって多々ある。変わらないものを見ていたつもりが、いつも変わるものを見ていたのかもしれない…

2円切手が見当たらない

手紙が返ってきた。切手が2円不足していたらしい。念のために90円分の切手を貼ったのに、2円に泣くなんて…。増税の煽りを半年遅れで受けてしまった。Twitterで呟くのをやめてから2週間が経つ。たまに覗いてはいるんだけど、24時間誰かと繋がっていることが怖…

手紙を追って年末は京都へ

先日書いた手紙をポストへ投函した。言いたいことの3割くらいしか詰め込めてないかもしれない。でも、あの手紙が届かなかったら、きっとどんな言葉も届かない。それだけの気持ちを込められたと思う。自分の中にある気持ちをちゃんと言葉にできたと思う。年…

イエスかノーか半分か

やるしかない。その言葉にぐっときた。周りの人が頑張っている。頑張るって、意外と難しいことだ。自分では頑張っている実感がなかなか湧かないから。頑張ってるねって、どこかで見てくれている誰かの言葉を聞いて初めて、頑張っていたんだって思えるのかも…

手紙は心を届けるツール

月が昇って、反対の空には夕日が輝いていて、なんだか夢の世界に来てしまったような気がした。アラビア語の名前の人にLINEでフォローされた。ID検索でしかヒットしないはずなのに。おかしい。明日は学校で発表がある。ちゃんとできるかな。色々なことが頭を…

『日々ロック』を観た

肌にあたる空気は、冬の匂いがする。夜になると吐く息は白くなり、朝はなかなか布団から出られない。何度目の冬だろう。毎年同じようにやって来ているはずの君を、今年も思い出すことができなかった。君は僕をいつも驚かせる。冬ってこうだったな、と。今日…

いい夜になりますように。

勘違いしないでよ。活発なんかじゃない。休みの日はほとんどの時間をベッドの上で過ごしてる。ネガティブで、弱気で、自分に自信がない。期待されることに慣れていないから、ときどき潰れそうになる。いろいろなことを自分ひとりで片付けなければいけない。…

一つずつ、一つずつ

相手にどう思われているかは気になると言えば気になる。でもそれ以上に、相手を傷つけていないか、追い詰めていないかを考えてしまう。それはとても大切なことだし、間違った考えではないと思っている。ただ、考えすぎて何もわからなくなってしまうことが多…

秋の京都探訪

京都へ行ってはきたものの、カメラを忘れたので写真も撮らず、なので鮮明な記憶のあるうちに、ここに仔細を記そうと思う。火曜日の朝に家を出て、バスとJRを乗り継ぐこと3時間。通勤ラッシュを避けたので、道中は座席に座ることができた。京都駅の改札でmana…

街が色付いてきたね

本の角で指の付け根を抉(えぐ)ってしまった。ピンポイントに痛い。それ以外は概ね元気。そう、元通りになってきた。まず、前みたいに声が出るようになった。空を見上げる余裕も出てきた。きっと、キャベツの千切りをこれでもか!と食べたおかけだ。やったね…

元気になろう、冬が来る前に

少しだけ元気になってきた。精神状態にはまさしく波があって、周波数が高いとき、低いとき、振幅が大きいとき、小さいときっていうのが必ずあると思うのです。たまたま今は、気分の移り変わりがはやくて、感情の起伏も大きいのだと思うのです。大丈夫、大丈…

今の気持ち

ようやくポスターの完成が見えてきた。心配のタネがひとつ消えた。10月中にやりたかった実験も全て終えられそうだ。予定通り。家に帰ってからは悩み事で頭の中がぐちゃぐちゃになる。他のことに集中して気を紛らしたいのだけど、その体力が残っていない。今…

嫉妬

頻繁に会いには行けない。会える時間が限られている。でも一緒に行けない場所に、他の人となら行くことができる。紅葉とかお祭りごととか。それが耐え難い。他の人と訪れた場所に、一緒に行くことも苦しい。「もうここ行ったよ」「全部知ってるよ」そういう…

少しずつ、少しずつ

自分に自信がないから、誰かにメールや電話をしたあとは自己嫌悪に陥ってしまうことが多い。もう少し別の言い方があったんじゃないかな、どうしてこういう伝え方しかできないんだろうって。歌ってすごいよね。「好き」とか「頑張れ」だとか、何気ない台詞も…

言葉は凶器、言葉は花束

言葉は凶器になることがある。ときに暴力よりも人を傷付けてしまうことがある。誰かが傷付くような台詞を言う人はあまり得意じゃない。「死ね」とか、「いじめちゃおうかな」とか、そういう言葉は特に耳を塞ぎたくなる。実際に僕の周りにそういう人が何人か…

一生懸命に生きることがずっと難しい

選考に落ちた。同級生が受かった。とても悔しい。素直に喜べない。何が悪かったんだろうかと、自分の言動や行動の全てを疑ってしまう。そういうところがだめなんだろうか。好きな人や好きなことに対して素直に「好き」だと言ってしまうところがだめなんだろ…

世界中が夕焼け

何もかも急ぎすぎてしまったのだろうか。 すこし落ち着こうと思う。 落ち着いて、ゆっくり考えないと、いけないって、そう思う。 ーーーーーーーーーーーーー 一昨日くらいから穂村弘の『世界中が夕焼け』を読んでいた。 この本は、山田航という人が選出した…

温泉は注射みたいなもの

朝からどうも調子が悪かった。 どこからか5月の花粉が飛んできたかのような、そんな体調だった。 鼻水とくしゃみがたくさん出る。 頭もぼーっとする。 だからこそ、近くにある温泉に行ってきた。 温泉は大きな薬なんだよね? 長風呂が苦手なので、20分ほどで…

クリスマスは毎年やってくる

バルタン星人のフィギュアをもらったあのクリスマスの喜びは忘れられない。 今年のクリスマスは何とか予定を開けようとしているのだけれど、どうなるだろうか。 まだまだわからない。 遠い未来のことだと思っていた正月も、気がつけばすぐそこまで迫っている…

andymoriはすごくいいバンド

結局、僕はラストライブのチケットを手に入れることができなかった。 アプリ配信をしてくれたスペースシャワーの方々には頭が上がらない。 ありがとうございました。 とにかく、とてつもない速さで駆けていった。 本当にこれが最後なのかと思うほどあっさり…

ひとりでないと見えないもの

ひとりになりたいときがある。 僕はずいぶん前から、自分の世界が周囲に侵食されてゆく気配を感じていた。それは歳を重ねるにつれて、社会が他者との協調性を強く求めるようになったからかもしれないし、単純に他人の干渉が大きくなってきたからかもしれない…

幸せは噛みしめるもの

あまりにも幸せな時間だった。 この世のすべての幸せを集めたかのような、それこそ夢のような。 僕は二十面相だから、素の自分で居られる相手というのは本当に数少ない。片手の指があり余るほど少ない。 その人たちは僕にとってまるで命綱のような、かけがえ…