儚さは白

白は始まりの色。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

プーシキン美術館展/愛知県美術館

行きたい、行きたいと思いつつもなかなか余裕がなく、気付けば期間最終日。悲鳴を上げて美術館へ。ひぇぇぇ〜もう開場は美術館と思えないほどの盛況ぶりだった。画像は当日券を求めて並ぶ列。美術館は元来静かな場所で、言うなれば静謐さに満ちた空間だと思…

いつかしたかった理系の話だウェイ!

工学部だと名乗ると、どうもオタクチックな気が漂う。実際問題、管轄外の学部学科で何が学ばれているかまでは詳細に把握できていない。そうした世界のイメージは世間一般のステレオタイプに準しているか、若しくは自分の作り上げた妄想で成されたものだろう…

「美女と竹林/森見登美彦」 感想

美女と竹林 (光文社文庫)(2010/12/09)森見 登美彦商品詳細を見る美女と…竹林!?登美彦氏のエッセイです。もうわけが分かりません。竹林経営?多角的経営?これは経済の本ですか?いいえ、違います。これは妄想を書いた本です。どこまでが本当で、どこまでが…

「永遠の0/百田尚樹」 感想

永遠の0 (講談社文庫)(2009/07/15)百田 尚樹商品詳細を見る全国のミーハー諸賢はきっとこの本に喰い付いたに違いない。帯に書かれた200万部突破の文字ほど、ミーハー心を揺さぶるものはない。にわかミーハーである自分も、偶然立ち寄ったぶこふ(ブックオフの…

ツイ禁記録

突然に怖くなった。何を恐れたのかを具体的に述べることは困難であるが、その恐ろしさの根源は理解していた。iPhoneからTwitterのアプリを全て消し去ったのはもう一週間前。似たようなアプリが五つほど散在していたのが不思議で仕方なかった。効果はすぐに現…

体の不調

女には向かない職業に(挫折しながら)二週間ほどの時間を費やしたかと思えば、永遠の0に関しては数時間で読み終わるこの差は一体…まさかミーハーであればあるほど…速読に効果が…!まず活字の大きさ、それから改行の多さに驚いた。百田尚樹!なんて読みやすい…

「女には向かない職業/P.D.ジェイムズ」 感想

女には向かない職業 (ハヤカワ・ミステリ文庫)(1987/09)P.D.ジェイムズ商品詳細を見るもうどれくらい前になるんですかね…「灰原哀(名探偵コナン)の元になった女探偵が活躍する推理小説がある」と教えてもらいました。それからというもの、書店を訪れる度にハ…

誰もいないカッフェで緊張するの巻

(前記事の続き)「きっと、うまくいく」を観終わってうろうろしていると、新海誠の新作が上映されてるじゃないですか!新海誠は「秒速5センチメートル」で知られるアニメ監督で、同氏の「ほしのこえ」という短編アニメを初めて観たとき、そのあまりの構成力に…

潮の匂いは鼻につく

今週末は数カ月ぶりの完全フリー。授業もなければバイトもないという、まさに休日と呼べる日がやってきた。折角の休み時に休んでいるのはもったない。インドア志向のアウトドア人間は取り敢えず身支度をして出掛けることにした。家の前に出ると、たまたま駅…